敬老の日の20日、三重県尾鷲市の温泉施設「夢古道の湯」で、尾鷲ヒノキの間伐材の木片に、お年寄りへのメッセージを書いて湯船に浮かべる「敬老の日100のありがとう風呂」と題したイベントが開かれた。「家族一緒にお風呂に入ってきずなを深め、体も心も温まって欲しい」との願いが込められている。
木片は直径9センチ、厚さ3センチで99個浮かべられた。最後の「ありがとう」は、湯船でお年寄りに直接伝え、全部で100にして欲しいとの演出。メッセージは地元の小学生や入浴客から集めた。
同県御浜町から来た原章三さん(63)は「ほほ笑ましい気持ちになった。初めて見たけどいいアイデアだと思います」と感心していた。26日まで行われる。