泉南の水難事故:遺族と和解成立 市、業者と調印 /大阪

毎日新聞 10月10日(水)15時18分配信

 泉南市立砂川小のプールで昨年7月、同小1年の男子児童(7)が水死した事故で、同市は9日、損害賠償として遺族側に5500万円を支払う和解が8日付で成立したと発表した。9月19日の市議会で関連議案が可決されたことを受け、市と監視業務を請け負っていたビル清掃業「ダイショウコーポレーション」(本社・同市幡代)、遺族の3者が和解案に調印した。
 過失割合はダイショウ70%、市が30%。ダイショウが3850万円、市が1650万円を負担する。市は全国市長会経由で加入している損保会社の保険金を支払いに充てる。
 市は今夏の同小プールでの水泳の授業と一般開放事業を断念。来夏の再開に向け、プールの改装に着手する。【山田泰正】
10月10日朝刊

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA