2月2日11時42分配信 中日新聞
高山市奥飛騨温泉郷中尾の中尾イベント広場で1日夜「新穂高温泉・中尾かまくらまつり」が始まり、大小7つのかまくらが温かいろうそくの光に包まれた。
近くの駐車場から10トントラック70台分の雪を運んで作った。氷のランプシェードで覆われたろうそくや灯籠(とうろう)で彩られた広場には、日本酒やにごり酒が飲める高さ約4メートル、直径約6メートルのかまくらバーや、いろりのあるかまくらなどが並んだ。
この日は郷土芸能の獅子舞も演じられた。組合長の広瀬巧さん(58)は「暖冬だったが、例年なみのかまくらを作れた。ろうそくの温かい演出を楽しんでほしい」と話した。
まつりは14日まで。ろうそくなどによるかまくらのライトアップは28日まで続ける。
(並木智子)