災害時には「濾過装置」に早変わり 日本ベーシックが据え置き型浄水器

7月26日20時25分配信 産経新聞

 災害用浄水器メーカーの日本ベーシック(川崎市中原区)は、通常はキッチンなどで据え置き型浄水器として使い、被災時には取り外して手動ポンプと結合し、災害用浄水器として使える新製品「シクロクリーン プロミネント」を発売した。

 新製品は、他社の家庭用浄水器と同様に毎年1回のカートリッジ交換で、いつ災害が起きても風呂の残り湯などを飲料に変える能力が維持されており、メンテナンスの手間がかからない。直販やホームセンターなどで家庭向けに売り込んでいく。

 大規模災害時には、市民が自ら3日分程度の食料や飲料水を準備することが自助防災の目安になっている。しかしペットボトルを多数確保するにはスペースが必要で、しかも消費期限が切れないよう定期的な入れ替えも求められる。また、災害専用の濾過(ろか)装置を確保する場合は、フィルター部が経年劣化する心配もある。

 新製品は被災時に手動ポンプを取り付けることで毎分約2リットルの濾過が可能。フィルターは活性炭、不織布、中空糸膜を組み合わせたタイプで、風呂の残り湯やプールの水などを飲料用にできる。

 価格は4万9350円で、交換用カートリッジが9870円。蛇口がシャワーなどになった特殊タイプには付けられないが、通常の浄水器を取り付けられる蛇口ならば適応する。初年度の販売目標は5千台。

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