子どものお風呂はパパも活躍、バンダイがお絵描きせっけん発売

3月2日17時20分配信 MarkeZine

 新商品のモチーフとなったのは、サクラクレパスが1926年に発売した子ども向けのお絵描き用画材「クレパス」。浴室の壁や体に好きなだけ絵を描いたあとは、そのまま普通のせっけんとして身体を洗うことができる。

 バンダイが2008年1月に、0~12歳の子どもを持つ保護者2000人を対象に行った調査では、半数以上の子どもたちが「母」と一緒にお風呂に入っている。しかし、2位の「父」も半数に迫っており、母親に任せっきりにしがちな子育ての中で、お風呂は父親も関わりやすく、リラックスして子どもとふれあえる場として機能しているようだ。

 お風呂の中で、子どもたちはおもちゃで遊んだり、歌をうたったりしているほか、今日のできごとを話したり、数を数える練習をするなど、お風呂場が親子のコミュニケーションに欠かせない場として機能している様子がうかがえる。

 バンダイは、お風呂に一緒に入浴することで楽しみながらコミュニケーションを深め、子供の能力育成のきっかけにしようという“浴育”という考え方にふさわしい商品として、この商品をヒットにつなげたい考えだ。

皆生温泉:きょう「美湯めぐり帳」発売 全部入って完湯証を /鳥取

3月2日16時1分配信 毎日新聞

 皆生温泉旅館組合に加盟する旅館19軒を回って1回ずつ温泉を楽しめる入浴券「美湯めぐり帳」=写真、3000円=が2日、米子市皆生温泉3の同組合事務所で発売される。限定2000枚。1回158円で入浴できる計算。全旅館で入浴すると「完湯証」と化粧水「ねこ娘ミスト」1本がもらえる。同組合は「温泉ざんまいはいかが?」とPRしている。
 「美湯めぐり帳」はA4サイズ1枚。縁に旅館名と風呂の写真が入った入浴券19枚がプリントされている。1旅館1回限り。入浴券に大人と子供の区別はない。入浴期間は今年7月17日までの土曜と祝日前日を除いた午後3~9時。旅館のフロントで押してもらうスタンプが入浴回数の記録になる。
 19旅館の入浴料を単純に合計すると1万5000円になる。格安な地元向けの謝恩企画だ。問い合わせは同組合(0859・34・2888)へ。【小松原弘人】

鉄道の旅が好きな人は9割超、行きたいところは北海道 JTB調査

3月2日12時14分配信 nikkei TRENDYnet

 JTBが2009年2月27日に発表した「鉄道の旅」についてのWebアンケート調査によると、全回答者(2199人)の93%が「鉄道の旅が好き」と回答。「行ってみたいところ」は、「北海道」が2位の「スイス」を大きく引き離してトップだった。

 「鉄道の旅が好き」という人は、「好き」が過半数の55.4%、「どちらかというと好き」が37.6%で、合わせて9割を超えた。「嫌い」は0.5%。よいと感じるところは、「車窓からの風景が楽しめる」(40.0%)、「移動中も旅として楽しめる」(19.8%)、「乗っているだけでよい」(13.6%)など。

 逆に、良くないと感じるところは、「駅から目的地まで別の移動手段が必要になる場合がある」(31.3%)、「荷物の運搬が面倒」(31.0%)がほぼ同率の1、2位だった。同社は、駅と目的地が離れている場合の鉄道+レンタカーなどのサービスや荷物の運搬サービスにニーズがありそうとしている。

 行ってみたいところは、「北海道」が377票で1位。以下、「スイス」(112票)、「東北」(80票)、「ヨーロッパ」(59票)、「九州」(58票)の順。

 また、「鉄道の旅で、こんな事ができたらいいなと思うこと」を自由回答で聞いたところ、「大きなお風呂でのんびりとできる鉄道」「寝台列車で日本一周」「東京発ロンドン行きオリエント急行日本版ジパング特急」などの意見があがった。(文/田中武臣=Infostand)

ドンキーコングJrの視線を感じるシャワールーム

3月2日9時45分配信 ギズモード・ジャパン

こちら、ドンキーコング好きなオーナーの運営している銭湯の壁ではありません。コロンビアのアーティストAndres BarraganさんとMiss Vynilosさんが手間暇かけて、シャワールームの壁にタイルでドンキーコングJrのお気に入りのシーンを表現したところ。

2人ともドンキーコングJrが大好きなのか? それとも、赤ちゃんゴリラに見られながらシャワーを浴びてドキドキしたいという願望があるのか? 動機は確かじゃないけど、ピクセルアートっぽくて結構かわいいですよね。

それにしても、本当に細かい作業っぽいですけど、どのぐらい時間かかったのかなぁ。

参照サイト : http://www.flickr.com/photos/missvynilos/3248571238/ [Flickr]
参照サイト : http://technabob.com/blog/2009/02/20/donkey-kong-junior-shower/ [Technabob]

Sean Fallon(訳:junjun )

「おくりびと」効果 ロケ地庄内に観光客の波

3月2日6時13分配信 河北新報

 山形県庄内地方を舞台に納棺師の物語を描いた「おくりびと」が、日本映画で初めてアカデミー賞外国語映画賞を受賞して最初の週末となった28日と1日、映画の世界に触れようと、県内外から多くの観光客がロケ地に足を運んだ。一気に熱を帯びた「おくりびと」ブームで、地元は大いに沸き返っている。

 市内中心部で撮影が行われた酒田市では、JR酒田駅構内の観光案内所の女性職員が「ロケ地の問い合わせが激増しました」と対応に大忙し。撮影に協力した地元のNPO法人「酒田ロケーションボックス」が発行し、駅などで無料配布されるロケ地マップも人気を集めている。

 本木雅弘さん扮(ふん)する主人公が再就職する「NK(納棺)エージェント」の建物として使われた元日本料理屋「小幡」には、家族連れやカップルらが次々と訪れていた。現在は空き家で中には入れないが、異彩を放つ洋館の外観を楽しんでいた。

 酒田市内の知人を訪ね、友人2人と卒業旅行中という神奈川県厚木市の大学4年森健次さん(22)は「まだ(劇中の)看板が残っていて驚いた。周囲も含めて雰囲気がいいですね」と映画の世界に浸っていた。

 県内からの見物客も多く、友人ら4人で来た長井市の無職安部孝さん(60)は「風情がある。『天地人』と一緒に、観光地としてどんどん売り出すべきだ」と語った。酒田ロケーションボックス副理事長の佐藤英俊さん(44)は「海外からも多くの人に酒田に来てほしい」と呼び掛ける。

 数カ所で撮影が行われた鶴岡市内では、1941年創業の昔ながらの銭湯「鶴乃(の)湯」が人気を集める。番台に座る三谷享子さん(67)は「お客さんは増えたし、電話で場所を尋ねられることも多い」と話す。

 1日は定休日で、外観を撮影に車で訪れる観光客が目立った。県外ナンバーも多く、家族5人で訪れたさいたま市の女性(62)は「映画を昨日見たばかりで、その場面の中に来られるなんて。広末涼子ちゃんがこの扉に手を触れたのかな」と感激した様子だった。

 遊佐町では28日、町商工会などが主催し、中心部のホールで上映会が開かれた。3回の上映は立ち見も出るほどで、ほぼ満員の計約1500人を動員した。

 受賞前の1月中旬ごろに開催は決まっていたが、町担当者は「アカデミー賞効果はすごい」と脱帽。鳥海山をバックにした月光川の河川敷では名シーンの数々が撮られており、「こんないい映画が地元で撮られたことを、庄内の人にまず知ってほしい」(町担当者)と願っていた。