12月2日16時1分配信 毎日新聞
訪問介護事業を展開している荒尾市のアイパス(高村政幸社長)は1日、同市野原に要介護者専用住宅「アイパスタウン」をオープンした。25~35平方メートルの一戸建て住居10棟をそろえ、同じ敷地内にある訪問介護事務所のホームヘルパーが24時間態勢で入居者をサポートする。
介護が必要な人に、グループホームのような1棟の建物内の部屋ではなく、介護事務所を中心に並んだ一戸建ての住居に住むことで入居者の生活空間を広げると同時に、手の届くサービスを実施しようと考案した。タウンの管理者の鳴神正さんは「必要な時に必要なサービスが受けられる仕組みになっています」と話す。
住居はいずれも改築した建物で、風呂とトイレ付き。食事は事務所で調理し、提供する。入居費は月8万2000~8万8000円(電気、水道代など別)。同社は入居者を募集している。問い合わせは鳴神さん090・3736・2096。【井上秀人】