由美かおると入浴したい 新ユニット結成の高田純次

タレントの高田純次とお笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右が、新ユニット「タカダオカダ」を結成、東京都内で開かれたDVD「タカダオカダ〈適当ドライブ・熱海温泉編〉」(6月16日発売)の記者発表会に出席した。

 DVDは、関西テレビが5月に放送した特番に、未公開シーンを加えたもの。秘宝館を訪ねるなど、2人が熱海で珍道中を繰り広げる。

 「高田さんはポンポンポンポン、5秒に1回ボケる。最近突っ込みを忘れかけていたので、いい勉強になりました」と先輩を持ち上げた岡田。

 高田は「僕も60歳過ぎたから、5秒に1回ボケないと本当にぼけちゃう。どちらが右手か左手かも分からない」とふざけつつも、質問をする女性リポーターを「きれいな方ですね」と誘惑。

 2人の旅には、セクシーアイドルの蒼井そらが合流。蒼井のビキニ姿を目にした高田は「若い子を生で見て、4年10カ月ぶりにうずきを感じた」と振り返った。

 “元祖適当男”の高田と“平成の適当男”の岡田がコンビを組んだ今回の企画。しかし岡田は「僕は全然適当じゃないです。僕が適当だと(番組が)成立しなかった」と、あくまで高田との違いを強調した。

 一方、高田は「今回だけでいーんじゃない」と次の企画に興味がなさそうだったが、一緒に旅をしたいゲストを聞かれると「沢尻エリカさん。由美かおるさんも見たことないけど、大好き。お風呂のシーンで一緒に入浴したい」と、急にやる気に。

 「買いたい人は買って、買いたくない人は買わなくていい」と、PRも高田らしく最後まで適当だった。

受賞者のスピーチに笑いと拍手 手塚治虫文化賞贈呈式

第14回手塚治虫文化賞の贈呈式が28日、東京都内であり、受賞者らの個性あふれるスピーチに、関係者や一般の招待客から笑いと拍手が起こった。

 茶道を変革した戦国武将・古田織部を、物欲に突き動かされた型破りな奇人として描く『へうげもの』(講談社)でマンガ大賞を受賞した山田芳裕さんは、「今年は厄年なのに厄払いもせず、こんな大変な賞をいただけるとは思わなかった。あの世に行ったら、まず手塚先生にお礼を言い、織部公には謝罪をします」。

 はかなげな命とのふれあいを描いたファンタジー『虫と歌』(講談社)で新生賞に選ばれた市川春子さんは、札幌市の出版社に勤務しつつ創作を続けている。

 「初めて見た手塚作品は、小学生のとき体育館で見たアニメの『ユニコ』だった。何か輝くような不安のようなものを感じ、知的なざわめきを覚えた。あの時のみずみずしさを忘れずに、頑張っていきたい」

 古代ローマの技師が現代日本の風呂にタイムトリップする『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)で短編賞を受賞したヤマザキマリさんは、在住するリスボンから贈呈式に合わせ帰国した。「アイスランドの火山が噴火して飛行機が飛ばなかったら、シベリア鉄道に乗ってでも来ようと覚悟していた。16歳の息子が手塚先生の大ファンで、この賞に負けない素晴らしいマンガを死ぬまでに描くと約束を交わした。それを必ずまっとうしたい」

 SF・ギャグ・少女マンガなど幅広い評論活動で特別賞を受賞した米沢嘉博さんは、2006年に亡くなった。賞は妻の英子さんが受け取った。生前、米沢さんを「おにいさん」と呼んでいた英子さんは、「米沢に代わりお礼を申し上げます」と述べた後、「おにいさん、よかったね!」と言ってアトムのブロンズ像を掲げた。(小原篤)

埼スタでW杯生中継 きょう発売

特典付き特別室も
 埼玉スタジアムは、6月のW杯南アフリカ大会日本戦3試合を、スタジアムの大型スクリーンで生中継する。3試合とも入場料は1000円で全席自由席。27日から入場券を発売する。

 14日のカメルーン戦は、日本時間午後9時開場でキックオフは午後11時。19日のオランダ戦は、午後6時30分開場で午後8時30分開始。24日のデンマーク戦は、午後11時開場で午前3時30分開始となる。各試合約5000人分。残券がある場合、当日券を同スタジアムで販売する。

 10人まで入れる特別室「ビューボックス」は各試合16室用意し、1室8万~12万円で販売。夕食と飲み放題が付き、今回に限り、選手用浴室のシャワーや気泡風呂も利用できる。

 入場券は、チケットぴあ((電)0570・02・9111)へ。特別室の問い合わせは、同スタジアム((電)048・812・2002)へ。

(2010年5月27日 読売新聞)

鶴岡で住宅全焼 母子?死亡

台所、風呂場激しく焼く
 25日午前3時45分頃、鶴岡市山五十川、無職三浦美江さん(57)方から出火、木造2階住宅と隣接する物置小屋の計325平方メートルを全焼し、焼け跡の住宅1階で2人の遺体が見つかった。鶴岡署は行方が分からなくなっている三浦さんと、長男の栄さん(30)とみて、26日に司法解剖し、死因や身元の特定を進める。

 発表などによると、三浦さんは栄さんと、義理の父の孫一郎さん(90)と3人暮らし。出火当時3人はいずれも就寝中で、1階の北東寝室にいたという孫一郎さんは、屋外の騒ぎに気付いて逃げて無事だった。1階台所と風呂場の燃え方が激しく、同署は詳しい出火原因を調べている。

 現場は鶴岡市中心部から南西約20キロの山あいにある集落。三浦さん方から炎が上がっているのを発見し、119番した近くの新聞販売店員女性(61)は「『バン』という破裂音がしたので驚いて外に出ると、屋根から炎が上がっていた。何度も大声で三浦さんたちに呼びかけたが返事はなく、炎と煙で近づけなかった」と話した。

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 猛火に襲われた築30年以上の木造住宅は火の回りが早かった。サイレンなどで騒然とする中、約1時間50分後に鎮火したが、2階はほぼ跡形がなかった。親族によると、日頃から三浦さんと栄さんは2階で寝ていたという。激しく燃えた台所と風呂場の間に階段があったため、捜査関係者は2人が逃げ遅れた可能性もあるとみる。遺体は階段から玄関付近にかけて見つかったが、2階から落ちた可能性があるという。

 同じ集落の女性(65)によると、三浦さんはこの春手術をしたが、知的障害者の授産施設に通う栄さんと仲良く買い物に出かけていた。近くに住む自営業女性(37)は「しっかりしたお母さんで、猫を飼ったり、庭に花を植えたり楽しんでいたのに」と表情を曇らせた。

(2010年5月26日 読売新聞)

手城の水路転落防止策進まず

福山市が進める市道脇の水路への転落防止対策が、手城地区だけ4年以上も手つかずのまま放置されている。市は「一部住民に反対意見があるため」として、整備の予定は当面ない。一方で安全対策を求める住民もいて、地域の難しい課題になっている。

 福山市では、平野部の広がる南部を中心に古くから水路が道路沿いに設けられてきた。かつては風呂の水にも使われ、農業用、防火用などとして今も住民生活を支える。

 それが人や自転車が転落する事故が相次いだため、市は2003年度から3カ年で市中心部の水路にガードパイプなどを緊急設置した。市中心部約2200ヘクタールをエリアに毎年度約2億円を投じ、総延長約38キロのうち約34キロで完了した。未整備の大半が手城、南手城、東手城の3町内だ。

 市は、手城地区で整備が進まない理由を「地元合意がない。反対意見がある事業は進められない」と説明する。農業用水として利用してきた水利関係者から「水路の掃除が難しくなる」などと根強い反対があるという。

 一方で、地元町内会は児童の通学路脇の水路へふたをするよう市に何度も要望書を提出してきた。 市内の水路やため池へ落ち、死者が出た事故は2000~09年度だけで33件もある。今月9日にもガードレールが一部未設置だった同市神村町のため池に乗用車が落ち、2人が亡くなった。

 市も「なんとか住民の合意が得られれば、早期着手できるのだが」と頭を悩ませている。

ちょっとエッチ 水着にエプロンでひっそりお祝い

現役女子高生グラビアアイドルの佐山彩香(17)が23日、東京・秋葉原で最新DVD「100%ギュッと搾りたて“生”彩香をゴックン」(講談社、3990円)の発売記念イベントを行った。

 水着で走り、制服で走り、ブルマで走り。「ひたすら走って疲れました」と笑った。オススメは泡風呂のシーンで、「水着が泡で隠れてセクシーかも」とPRした。発売日の17日はちょうど誕生日で、DVDでもケーキで誕生パーティをするシーンを収録。水着にエプロンというちょっとエッチな格好で自身を祝っている。

 17歳の抱負は「いろんなことにチャレンジする」。芸能活動では「演技もしてみたいです」と目を輝かせた。

 ◆佐山 彩香(さやま・あやか)1993年5月17日生まれ。神奈川出身。身長1メートル57、スリーサイズはB85W60H87。趣味は音楽鑑賞。特技は早口言葉。血液型はA。 【アイドルレポート】

彼女がキレイな理由:内山理名 「お風呂」で体の中からキレイに 「5年後のラブレター」に出演

携帯専用放送局「BeeTV」で配信中のドラマ「5年後のラブレター」で、向井理さん演じる夫を病気で亡くし、女手一つで息子を育てる妻を演じている内山理名さん。これまで、妊婦や母親の役を演じた場面はあったが、ここまで本格的な母役は初めて。子役と現場で身近に接し、「すごく可愛くて……」と母性本能をくすぐられたようだ。そんな内山さんがこだわっているのはお風呂。入る時間や季節によって香りや温度を変えるなど、毎日工夫して変化を楽しんでいる。家にいるときは「お風呂で過ごす時間が長い」という内山さんに、そのこだわりをきいた。(細田尚子/毎日新聞デジタル)

 「人よりもこだわりがあるというと、この話ばかりになってしまうんですけど……」と内山さんは切り出した。「家の中でお風呂で過ごす時間が結構長いので、空間作りだとか、バスグッズだったり、香りだったり、お湯の温度だったりを入る時間や季節によって変えています」という。「汗を出したいときに入れる入浴剤とか、デトックスしたいときには塩を入れるとか。寝る前に入るときはアロマをちょっと入れるとかこだわりはものすごくありますね」と笑顔で語る。

 「ちなみに昨夜はしその香りの日本酒を入れました。そこに塩を少し入れて」という内山さん。風呂専用の日本酒を入れることで「肌にもいいし、お風呂のお湯が軟らかくなって、ぬるめなので、ゆっくり入って半身浴で汗を出す感じですね。すごく体の中から温かくなります」と語る。

 体の中に入れるものは、飲み物も食べ物も自然と体にいいものを選ぶ。「縄文水とか銀河水を飲んでます。縄文水は少し甘くて、銀河水はさっぱりして飲みやすいんです。水の中でも疲れが取れて、体に吸収されやすいものを選んでいます」という。野菜ジュースもジューサーにニンジンやリンゴ、セロリ、小松菜などを入れて最後にレモンをしぼって入れたものを作って飲んでいる。

 食べ物は冷蔵庫にの中に納豆、レンコン、根菜類、ワカメ、豆腐などを常備し、さっと料理に入れるなど活用している。また、寒い時期のロケにはショウガ湯を欠かさず持っていき、体を温めるようにしている。

 「ビタミンをとったり、デトックスしたりという自分でできるシンプルなこと、基本的なことを継続することが美しさにつながるのでは。健康な体じゃないと笑顔になれないし、キレイになれないと思うんですよね。体の中をキレイにしておくと、現場とかで体力的にキツいときでも、なぜか笑っています(笑い)」と余裕の笑顔を見せた。

 そのほかにこだわりは、「左足から靴を履くこと」と「指先をきれいにしておくこと」。左足から履くのは「小学生のときに何かの雑誌で『左足から靴を履くといいことがある』と書いてあって、そのころから続けていて、やめるタイミングがないまま大人になっちゃって」とちゃめっ気のある笑顔で語り、指先の方は「決して派手ではないんですけど、指先くらいきれいにしておきたいなと思って」と身だしなみを忘れない。

 次回は、「5年後のラブレター」で、夫に先立たれ1人で子供を育てる女性を演じた撮影のエピソードや内山さんの女優という仕事に対する姿勢などを聞いた。

 <プロフィル>

 1981年11月7日、神奈川県出身。98年にドラマ「美少女H」(フジテレビ系)で女優デビュー。99年にNHK朝の連続テレビ小説「すずらん」に出演したほか、TBS系「美しい人」では田村正和さんの娘役を好演した。その後、03年には「GOOD LUCK!!」(TBS系)にレギュラー出演、同年の「元カレ」(TBS系)でヒロインを演じるなど話題作に続々と出演。同年のNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」にも出演した。05年に「大奥~華の乱」(フジテレビ系)で連続ドラマ初主演。06年に「嫌われ松子の一生」(TBS系)にも主演した。08年1月に蜷川幸雄さんが演出した「リア王」で初舞台を踏んだ。10年2月には明治座(東京都中央区)の「篤姫」で主演。30、31日に「ル テアトル銀座」(東京都中央区)で「朗読劇 私の頭の中の消しゴム」に出演。7月2~12日、世田谷パブリックシアター(東京都世田谷区)で舞台「ヒロイン」に出演する。1日から携帯電話専用放送局「BeeTV」で配信を開始したBeeTV開局1周年記念ドラマ「5年後のラブレター」は、毎週月曜日更新で全12話を配信予定。向井理さん、内山さんのほかに石川樹君、青木崇高さん、中村ゆりさん、大堀こういちさん、田中哲司さん、山本學さんらが出演している。NTTドコモのiモード端末で「iチャネル→BeeTVもしくはiメニュー→動画→BeeTVにアクセスして見ることができる。月額315円で全番組見放題。

隠れ冷え性 薄い自覚 不調につながる例も

最近、「低体温を治して、健康になろう」といった本や、雑誌の特集が多い。体を温めるため、ショウガを愛好する「ジンジャラー」という言葉も生まれた。私たちの体は、そんなに冷えているのだろうか。

 東京女子医大付属青山自然医療研究所クリニックの班目(まだらめ)健夫医師によると、同クリニックで体の不調を訴える患者に話を聞くと、冷えが関係している場合が多くあるという。「ただ、『冷え』は自覚症状とは無関係。そこが難しいんです」

 班目さんは、「冷え」が起きるのは、(1)体が生むエネルギーが少ない(2)体の周囲に熱の層を作ることが上手にできない――の2点が主な原因だと指摘する。

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 エネルギー不足は、食事をしてもうまく栄養分を消化吸収できない場合、起こりやすいという。「あまりかまないで早食いすると、唾液(だえき)の分泌が悪い上、胃にも負担がかかる。食事で生まれた熱を循環させるのにも、エネルギーを使うのです」

 夜寝る時も注意が必要だ。例えば、出窓の下にベッドを置いている場合。冷気が体の半分だけに当たり、不調になりやすい。パジャマは厚いものを1枚着るより、薄いものを重ね着した方が、熱の層を作りやすいという。

 健康な人は、起床時と夕方の体温は1度近く違う。体が冷えている人は、夕方になってもあまり上がらないという特徴がある。

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 暑がりな人も、実は体が冷えている可能性がある。体が冷えているため、快適と感じる温度が他人より低いためだという。このタイプの人はすぐのぼせるため、風呂よりシャワーを好む傾向がある。冷えにより体液の循環が悪くなってむくみ、手足に水がたまりやすい人は、手のひらや足の裏に汗をかきやすい。

 大阪国際大スポーツ行動学科の井上芳光教授は、体温と運動の関係を専門に研究している。「冷えに悩む人は、血管の収縮がうまくいってない可能性がありますね」

 井上さんによると、人間の体は寒さを感じると血管を細め、血流量を減らすことにより、体から逃げる熱を減らす調節を行っている。加齢のほか、運動不足によってもこの収縮が、うまくいかなくなるという。

 健康な女性9人と冷え性に悩む8人に、1時間、28度→15度→28度の外気温に接してもらったところ、健康な女性に比べ冷え性の女性は、寒い温度から暖かい温度に戻っても手指の体温の戻りが遅かったという。

 ただ体温を測るのは難しく、35度台の人も測り方が悪いだけの場合がある。「体温に一喜一憂せず、体の調子を見る一つの手段として上手に使って下さい」(岡崎明子)

広島少年院控訴審判決 元教官に猶予判決

広島少年院(広島県東広島市)で、収容少年らに暴行を加えたとして、特別公務員暴行陵虐罪に問われた元法務教官、田原克剛被告(44)=懲戒免職=の控訴審判決が13日、広島高裁であった。竹田隆裁判長は懲役9月(求刑懲役1年6月)とした1審広島地裁判決を破棄し、懲役1年4月、執行猶予4年を言い渡した。5人が起訴された一連の事件で、初めての控訴審判決。

 竹田裁判長は判決理由で、「犯行は粗暴で陰湿というほかない」と指摘する一方、被害少年への謝罪や弁償金の支払いが済んでいることなどに触れ、執行猶予を求めた弁護側の主張を認めた。

 判決によると、田原被告は平成20年3月~21年2月、収容少年2人に対し、「これを飲んで死ね」といって洗剤の容器を口に押しつけたり、浴室の浴槽に投げ入れ、顔や頭を平手で殴るなどした。

 この事件では、田原被告ら元法務教官4人が広島地裁で懲役9月~2年6月の実刑判決を受け、いずれも控訴。元首席専門官1人が無罪を主張し、地裁で争っている。

昔ながらの五右衛門風呂が完成 佐治・たんぽり荘

鳥取市佐治町中の山王渓谷にある宿泊休養施設「たんぽり荘」に、露天の五右衛門風呂が完成した。体験・滞在型観光の新メニューとして活用。緑豊かな自然の中で、まき割りや風呂たき、入浴ができる。関係者は「体験観光の目玉にしたい」と期待している。

佐治町の地域資源を生かした体験・滞在型観光を推進する「五しの里さじ地域協議会」(前田正人会長)が、環境に優しい五右衛門風呂を体験メニューに加えようと企画。農林水産省の農山漁村活性化プロジェクト支援交付金を受け、鳥取市が今年2月から建築を進めていた。

 五右衛門風呂は、施設裏の佐治川に面した約10平方メートルの敷地に整備。直径106センチ、深さ73センチの鉄製の釜2基を据え付け、雨よけの大きな傘を備えた。

 風呂水は、近くの山王谷川の伏流水を井戸ポンプでくみ上げ、まきは梨の枝やスギなどの間伐材を利用する。移動式の五右衛門風呂も3基そろえ、近くの河原やキャンプ場でも楽しめるようにした。

 体験内容は、まきを割り、まきをくべて沸かした五右衛門風呂にどっぷりつかるという設定。川のせせらぎが聞こえ、夜には自慢の星空が広がる。

 施設の宿泊客も入浴が可能で、「温泉のよう」「体の芯から温まる」と好評という。

 同協議会は2008年に発足。住民と連携しながら、そば打ちや農家民泊など約50の体験メニューを整備している。担当者は「自然の中で昔ながらの五右衛門風呂をたくさんの人に体験してもらいたい」と話していた。

 問い合わせは電話0858(88)0177、同協議会(さじ弐拾壱内)、または電話0858(88)0666、たんぽり荘へ。