海老蔵新居の風呂場は家の5分の1!!

歌舞伎俳優・市川海老蔵(32)とフリーキャスター・小林麻央(27)が29日、都内で記者会見を開き、正式に婚約を発表した。都内の海老蔵の実家近くに新居を構える2人だが、こだわりは風呂とキッチンで、風呂場は家の5分の1を占めるという。海老蔵は「(麻央から)キッチンとお風呂場はこだわりがあると言われた。お風呂場は僕もこだわりあったので、すごいことになってます」と告白。すかさず「2人で入るため?」と質問が飛んだが、海老蔵は「1人でも。僕が大きなお風呂が好きなんで、そうしたかった」と冷静に返した。キッチンは、使いやすいシンプルなものという。

お風呂でオシッコする男性が多いって本当?

昨年、あるテレビ番組で「お風呂でオシッコ」という話題が出た。
驚いたのは、司会者がひな壇に並ぶ男性タレントたちに「お風呂でオシッコしたことある人!」と尋ねると、男性の100%が手を挙げたこと!

失礼ながら周囲の男性たちに聞いてみても、やはり「お風呂でおしっこ」経験者はかなりの割合に上った。

いったいなぜ男性は、お風呂でオシッコをしてしまうのか。カラダの構造上、仕方のないことなのか。
『はい、泌尿器科です。』の著書で、医療法人社団 湘南太陽会 鳥居泌尿器科・内科の鳥居伸一郎院長に聞いた。

「裸になって急に寒くなることもあると思いますし、水の音が刺激になること、また、お風呂ではガマンすることを忘れてしまうというのもあると思います」

人は成長するにつれ、「オシッコは行けるときに行っておこう」「あとはガマンしよう」という感覚が社会的につくられていくもので、一般的には約500~700mlためることができるという。
一方、1回で出るオシッコの量は約150~200ml程度。となると、風呂に入った瞬間にガマンできなくなるということは考えにくいけれど……。
「たとえば、ユニットバスである場合など、トイレとお風呂が近い場所にある影響は考えられます。お風呂でオシッコしてしまう人も、銭湯でする人は少ないはず。自宅で『めんどうくさいから』というのが現実的には多いのではないでしょうか」

では、なぜ「めんどうくさい→風呂でやっちゃえ」という気持ちの緩みが生じるのか。
「授業の前や、運動する前など、準備として念のためトイレに行っておく人は多いでしょう。お風呂に入るときも、準備としてトイレに行けば良いのですが、これはめんどうくさいのだと思います。やっぱりどこかで『お風呂ならオシッコしても良い』という気持ちがあり、それがクセになっているのでは?」
ちなみに、「お風呂でオシッコ=汚い」と思う人は少なくないだろうが、「理屈としては、雨水以外の家庭排水として、台所もお風呂もし尿も同じように流しているので、問題はないはず」と鳥居院長。

しかも、「飲尿健康法」などもあるように、医学的に見ても尿は無菌であり、汚くはないのだという。
「それに、お風呂でオシッコする人も、たいてい浴槽の中でするわけではないですよね? プールや海でしてしまう感覚に近いのではないでしょうか」
とはいえ、もちろん「誰かのオシッコ入り」のプールや海に入るのは、気分が良いわけがない。お風呂も、家族のものといえど、やっぱり嫌だし、「流せば問題ない」と言われても抵抗がある人のほうが多いだろう。

それにしても、なぜ男性ばかりがお風呂でオシッコするのか。そんな疑問に対し、鳥居院長はひと言。
「女性がお風呂でオシッコしないって、ホント? 自分で言わないだけかもしれませんよ」
!! でも、男性は立ったまま用を足すのに対し、女性の場合はわざわざしゃがむ必要があるので、ハードルが1つあがるはず。そこで理性が働くのでは?
「今は座って用を足す男性も増えていますし、女性とかわりないかもしれませんよ」

想像以上に「お風呂でオシッコ族」は多いのかもしれません。
(田幸和歌子)

消防長表彰:流山「江戸川湯」の砂川さん、銭湯でおぼれた89歳救助 /千葉

◇即座に心臓マッサージ
 流山市は26日、銭湯の浴槽でおぼれた女性(89)を助けた同市江戸川台東の「江戸川湯」経営、砂川隆さん(67)に消防長表彰を贈ると発表した。看護師の次女から「救命措置は3~5分以内に始める必要がある」と聞いていたことが役立ったという。

 市消防本部によると、12日午後4時5分ごろ、女風呂の湯船に女性が沈んでいるのを入浴客が発見。知らせを受けた砂川さんらが引き上げたところ、既に心肺停止状態だった。砂川さんは次女の言葉を思い出し即座に心臓マッサージを開始。2分ほど続けると呼吸が回復した。救急隊が到着した時には心臓も動き始めていたという。

 もし何もせずに救急車の到着を待っていたら、救命率が急落するとされる心肺停止後5分を過ぎてしまった可能性が高い。消防の担当者は「砂川さんの正しい知識と行動が命を救うことにつながった」と称賛。28日に表彰状を贈呈する。砂川さんは「心臓マッサージは初めて。やれることをやって蘇生できて本当に良かった」と話している。【西浦久雄】

妻とタッグ ホテルマンに 現役プロレスラー大森さん

金沢の由屋るる犀々 
『客喜ぶこと 同じ』
 現役プロレスラー大森隆男さん(40)が二十五日、金沢市清川町の日本旅館「由屋(ゆうや)るる犀々(さいさい)」で、ホテルマンとしての第一歩を踏み出した。女将(おかみ)で妻の藤橋真由美さん(37)と“タッグ”を組み、旅館経営の世界に挑む。

 大森さんは全日本プロレスなどで活躍し、AWA世界ヘビー級王者など数々のタイトルを獲得。得意技のアックスボンバーを武器に人気を集めた。東京出身だが、金沢市出身の藤橋さんと結婚。二年前に藤橋さんが故郷で旅館経営を始めた後は離れて住んでいた。

 異例の転身を決意したのは昨年末。四十歳という年齢もあり、藤橋さん、長男の由士君(5つ)と一緒に暮らす道を選択。「プロレスでやり残したこともあるが、妻の姿を見て、旅館の仕事に魅力を感じていた」と大森さん。藤橋さんは「やっぱり近くにいるのは心強い」と話す。

 旅館で大森さんは、平社員としてスタート。最初はフロントやウエーター、風呂掃除といったあらゆる仕事をたたき込まれる。「客に喜ばれることを大事にする意味で、レスラーとホテルマンは同じ」とサービス精神を語り、「プロの力を付けたい」と意気込む。

 それでもリングには上がり続けるつもりだ。犀川沿いを走り、筋トレを続ける。いつかは金沢で興行を開き、プロレスで地域を盛り上げたいとも願っている。 (大島康介)

入浴剤手作り いい香り 県国際健康プラザ 重曹や小麦粉こねる

運動で汗を流した後の入浴にも注目してもらおうと、県国際健康プラザ(とやま健康パーク)が二十三日、同プラザで手作りの入浴剤を作るイベントを開いた。

 毎月一回開かれている公開実験の一つで、運動後は体を休める必要があることにも注目してもらおうと企画した。入浴剤は重曹にクエン酸、小麦粉を袋に入れて振り、水を混ぜてこね、アロマオイルを加えて形を整える。参加者は職員のアドバイスを受けながら熱心に作っていた。

 同プラザを毎日利用している富山市大町の無職男性(67)は「家の風呂で妻や孫に入ってもらう」とうれしそうに話した。

 イベントは二十四日も開かれる。

 (永井響太)

火災:アパート焼け、57歳男性死亡--仙台・青葉区 /宮城

21日午前8時5分ごろ、仙台市青葉区北山3、会社員、青木三千雄さん(57)方から出火、木造2階建てアパート1部屋など計約16・4平方メートルを焼いた。青木さんは風呂場で発見され、市内の病院に搬送されたが約5時間後に死亡が確認された。

 仙台北署によると、青木さんは1人暮らし。2階の男性(36)が火災警報器の音や煙で燃えているのに気付き、119番通報したという。居間周辺が激しく焼失しており、出火原因を調べている。【垂水友里香】

湯かけ祭りに記者も参加「今日ばかりはケンカしない」 群馬

八ツ場(やんば)ダム建設による水没予定地にある川原湯温泉(群馬県長野原町)で20日開催された「湯かけ祭り」。ダム問題に翻弄(ほんろう)されてきた住民が「何よりも大切にしたい」と口をそろえる奇祭に、記者も参加した。凍えるような寒さと男たちの熱気に包まれた祭りの舞台裏を追った。(時吉達也)

 辺り一面を暗闇が覆う午前4時半。会場となる湯元の共同浴場「王湯」入り口で受付を済ませると、赤色の手ぬぐいとふんどし、足袋を手渡された。脱衣場を出て、「紅組」の待機する男湯に向かう。すでに十数人が浴槽につかり、中には“前夜祭”の影響か、顔まで赤く染まった面々も。

 寒さに震える手で日本酒を飲み干した男たちから、次第に「お祝いだ、お祝いだ」のかけ声が始まる。午前5時を過ぎ、湯かけ会場で演奏されていた太鼓の音が鳴り止むと、樋田修一さん(41)が浴室いっぱいに歌声を響かせた。

 ♪ヤァー 正月二十日にゃどなたもおいで

  サテ 上州川原湯湯かけの祭り ソレ-

 往時は温泉街に大勢いた芸者が歌ったという「川原湯湯かけ音頭」。全員が手拍子を合わせ、一体感が高まる。

 川原湯温泉観光協会によると、かつては川原湯地区の男衆のみで行われてきた祭りだが、今回の参加者約60人のうち、地元住民は半数弱。その他は同町の他の地区の住民、常連の観光客、国土交通省職員などさまざま。ダム問題の長期化に伴い、住民の地区外流出が続いたことなどが背景にあるという。

 初めての参加者も多く、ややぎこちなかった空気も徐々に和み、満を持して紅組大将、金子勝美さんが登場。「行くぞ」。湯をくんだおけを手に、多くの観客が待つ屋外に飛び出した。

 白組から次々に浴びせられる湯。鋭いしぶきを目に受けると、前を向けないほどの痛みが続く。あわてて顔をよければ、湯は鼓膜を直撃。負けじと応戦し、全力でおけを振り切る。

 「戦場」と風呂場を往復すること十数回。午前6時半、集合した紅白両陣営から、この日一番のかけ声が響き渡る。一斉に湯が天高く放たれ、祭りは終わった。

                   ◇

 午前7時。終了後の打ち上げ「直会(なおらい)」は、高山欣也町長をはじめ関係者であふれた。

 幼少のころから祭りに携わってきた水出耕一さん(55)は「ダム建設をめぐり、住民が反対と容認に分裂して対立した時代にも、湯かけだけはみんなで力を合わせた。今日ばかりは、国土交通省ともケンカしないよ」。国交省八ツ場ダム事務所の土屋秀樹さん(47)は「いろいろといわれるが、私は川原湯が好き。川原湯の生活再建を支えたいという気持ちだけ」。激動の数カ月をしばし忘れ、祭りの余韻に浸っていた。

 政府のダム建設中止表明から約4カ月。24日には地元住民と前原誠司国交相との初の意見交換会が予定されるなど、ダム問題に揺れる日々が続く。川原湯温泉旅館組合の豊田明美組合長は訴えた。「政府に、川原湯のことをもっと知ってほしい。前原大臣も祭りに参加してくれないかな。特製のふんどしを用意するからさ」。

災害時に井戸を活用 姫路・野里で防災マップ設置

 災害時に家庭の井戸水を生活用水として活用しようと、姫路市の野里地区連合自治会(金井利孝会長)が井戸をしるした防災マップのパネル製作に取り組み、1月中に81枚を設置する。江戸時代からの町家が残る同地区には多くの井戸が現在でも使われており、役員らは「阪神・淡路大震災や佐用町の水害では、水道の復旧に時間がかかった。地域に眠る豊かな資源を活用できるように備えたい」と話している。

 同自治会は、山崎断層帯地震などの大規模災害時に、公的機関が混乱しても地域で自立して助け合うことを目標に、2008年度から防災活動を始めた。08年秋には電気、ガスの寸断を想定し、野里小学校で炊き出し訓練を実施。大きな鍋がある家を探し、倒壊家屋の廃材に見たてた木材をくべて食事を作った。

 次の課題は水の確保。野里地区では町家の中庭などに井戸が掘られ、今でも飲用や風呂、洗濯に使う人は珍しくないというが、市が1998年から募集を始めた災害時市民開放井戸にはわずか11カ所しか登録されていなかった。

 昨年9月に連合傘下の29自治会を通じて井戸探しを呼び掛けると、49カ所が新たに登録に応じた。自治会では井戸に加え農業用水など、地域の水資源をしるした詳細な地図にし、地区内を81枚に分けてパネルを製作。2月までに街角の掲示板に張り終えるという。

 金井さんは「井戸を探す中で役員が災害弱者と顔見知りになったり、住民の防災意識も高められたりと一石二鳥。近隣の井戸を共有して使えば、まさに“井戸端会議”で水以外の助け合いも生まれるきっかけになるのでは」と期待している。

(直江 純)

【災害時市民開放井戸】

 災害時に井戸水を水洗トイレや風呂などに使う生活用水として開放する制度。災害時は水質が変化しやすいため、原則として飲用には使わない。姫路市では無料で水質検査が受けられ、現在1518カ所が登録している。

見つめた死、湯灌師が本に 豊橋の中村さん「命の通過点」

葬儀の際に遺体を清めるなどする湯灌(ゆかん)師、納棺師の中村典子さん(46)=豊橋市森岡町=が、現場で体験したエピソードや思いをまとめた本「ご遺体専門美容室~死の現場から~」を執筆した。1月下旬、全国の書店で発売される。

 「多くのご遺体に触れるうち、死は忌み嫌うものではなくて、次の世代に受け継ぐ命の通過点と感じるようになった。ありのままに心の動きを伝えたい」。映画「おくりびと」でぐっと身近になった葬儀の仕事だが、従事者の声が届く機会は、まだ少ないとの思いがある。年間1000体を超える遺体を送り出す現場での出来事や、遺族との交流もつづった。

 中村さんは、会計事務所職員だった6年前、求人情報で湯灌師を知り、転職を決意。1年間の研修を経て、岡崎市に湯灌会社「エンゼルサービス」を設立し、スタッフ4人とともに三河地方全域と静岡県の一部で“おくりびと”を務めている。

 映画に登場したようなきれいな遺体ばかりではない。事件や交通事故、孤独死後の時間経過などで、激しく傷ついた遺体にも対面する。

 それでも「お葬式の主人公は、亡くなった方。誰よりもおしゃれをして、最高に素敵な姿で旅立ってもらう」と中村さん。「美容室」を名乗り、風呂でさっぱりした故人を、美しく化粧して納棺する。本では、湯灌師を志す仲間が増えることも期待して、仕事ぶりも紹介した。

 B6判94ページで、1200円。中村さんの意志で、印税は全額、児童福祉施設に寄付するという。(問)発行元のウィッシュ・パブリッシング=電0564(23)1135

 (中野祐紀)

建物火災で住居など全焼 前橋

16日午後9時45分ごろ、前橋市馬場町の養豚業吉沢清一さん(55)方から出火し、木造2階建て住宅と、隣接する車庫の計約430平方メートルが全焼し、駐車しておいた軽トラックを焼いた。自宅にいた家族5人にけがはなかった。大胡署によると、まきで沸かす風呂場の近くが激しく燃えているといい、同署で出火原因を調べている。

 近くの女性(61)は「竹がバンバンと焼ける音で気づいた。10メートルくらい火柱が上がっていて、夜空を焦がすとはこんな感じかと思った」と話した。