12月11日8時3分配信 産経新聞
白浜町は5つ目の町営足湯「御船(みふね)足湯(仮称)」の建設を決め、計画概要を発表した。既存の足湯とともに周辺を「足湯プロムナード」とし、観光客にそぞろ歩きの楽しさを提供する。
建設予定地は「瀬戸・松の湯前小公園」の海岸沿い。白浜のシンボルとして有名な円月島を一望できる点が特徴で、町内の足湯では初めてとなる。
計画では、御船足湯は東屋に似た外観。丸太6本を柱にし、屋根はスダレ状にする。中央に足湯を設け、周囲に木製のベンチ6つを配置、一度に10人が座れるようにするという。来月下旬に着工し、3月に完成する予定。
現在、町内には7カ所の足湯施設があり、うち柳橋足湯▽つくもと足湯▽白良浜露天風呂しらすな▽椿温泉足湯-の4つの町営足湯と「御船足湯」を結ぶ海岸沿いの道を新たな観光名所としてPRしていく方針。事業費は400万円。