観光名所紹介:台湾からの観光客増やそう!! 県がメディア関係者を招待 /長野

1月19日13時1分配信 毎日新聞

 ◇冬の信州売り込み
 信州の観光名所を紹介しようと、台湾のメディア関係者が県内を取材のために訪れている。外国人観光客の中で最も多い台湾からの誘客を促進しようと、県などが企画・招待した。15日は観光親善大使の女優、頼雅妍(ライメーガン)さん(29)らが、長野市の善光寺や野沢温泉村の道祖神祭りなどを訪ね、冬の長野を満喫していた。
 来県しているのは、台湾のテレビ局「民視電視台」と月刊誌「Taipei Walker(タイペイ・ウオーカー)」の取材スタッフ計13人。15日から5日間の日程で、善光寺や松本城など信州観光定番の名所を巡る。乗鞍高原では西洋式のかんじき「スノーシュー」も体験するという。
 これまでも番組で日本各地を回ってきたという頼さんは「日本は地域ごとに文化が違って楽しい。長野で見たもの聞いたものをメディアを通じて台湾に伝えたい」と笑顔で話した。
 県観光部によると、07年の台湾からの延べ宿泊者数は10万9758人で、外国人観光客全体の約4割を占める。季節感があることや新鮮な果物が豊富なことが人気の理由といい、4、5月が多く、冬季はまだ少なめという。観光振興課は「冬の信州を売り込み、通年で長野に来てもらえるようにしたい」と意気込んでいる。【大平明日香】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA