2月6日8時3分配信 産経新聞
関西空港対岸の大阪府泉佐野市「りんくうタウン」に平成19年12月に開業した商業施設「SEACLE(シークル)」に5日、大型温泉施設「寿楽の湯」がオープンした。初日は午後3時から3時間ほどで約600人が来場し“新湯”を楽しんだ。
施設は2階部分で、延べ床面積は約2800平方メートル。地下約1000メートルからくみ上げた源泉を内湯や岩風呂などに使った天然温泉で、岩盤浴やテレビ付きリクライニングシートなどくつろげる多彩なスペースがある。
当初はシークルの目玉として建物1、2階すべてに入り、24時間営業の予定だったが、当初契約していた企業と折り合いがつかず、昨年1月に契約を解除。昨年春のオープン予定が大幅に遅れていた。新たな滋賀県大津市の運営会社との交渉過程で規模が縮小した。
営業時間は平日午前9時~深夜1時(大人850円、子供300円)、土曜・日曜・祝日午前7時~同(950円、350円)となっている。定休日は毎月第2火曜日。
温泉施設の年間入場者は約40万人、年間売り上げは約6億円を見込んでいる。「温泉施設の開業でこれまで以上の集客が予想され、りんくうタウンを活性化していきたい」としている。