J1へダッシュ・モンテディオ山形:サッカー 天童の旅館、宿泊料割り引き /山形

2月13日13時2分配信 毎日新聞

 天童市の温泉旅館11軒が加盟する「天童温泉協同組合」が、J1に昇格するモンテディオ山形のホームゲーム観戦客に宿泊料金を割り引くサービスを今年から始める。組合は「県外のサポーターに天童の魅力を知ってもらい、サッカーとともに天童市を盛り上げていきたい」と話している。
 試合のチケットを見せれば、試合前日か当日の宿泊代を15%割り引く。3月14日のホーム開幕戦の名古屋戦以降リーグ戦全17試合で実施する。1月初旬にモンテを運営する県スポーツ振興21世紀協会から協力を打診され、宿泊客減少に歯止めをかけたい組合と思惑が一致した。
 組合によると、昨年までのモンテやバレーボールの東北パイオニア、プロ野球楽天の2軍などの試合時に、宿泊料金を5~10%割り引く旅館もあったが、あまり効果はなかった。今回初めて温泉旅館が足並みをそろえることで効果を期待する。
 組合は「15%という数字は簡単に出せるものではない。それでもJ1ともなれば今まで以上に県外の人が訪れるはずなので、ぜひまちの活性化につなげたい」と期待している。

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