2月15日15時1分配信 毎日新聞
日南市宮浦のサンメッセ日南入り口に、薬石ミネラル湯「嵐の湯 日南海岸モ・アイ」が18日オープンする。浴室内や休憩所には車椅子対応の設備があり、太平洋を見渡すテラスも用意されている。
「嵐の湯」は岩盤浴とは異なり、ミネラル分を含む温泉水を天井から霧状に散布し、温めた15種類の薬石に当てて、浴びる仕組み。
浴室内は温度46度、湿度85%で、浴室に入った途端に汗が噴き出し、ダイエット、疲労回復、癒やし効果が高まるという。入浴は最長10分間。外に出て水分を補給し、体を冷やして再入浴を3~5回繰り返す。同市松永の山中でくみ上げた温泉水を使っている。
開業前の14日、同市木山の宮崎福祉医療カレッジの学生7人が車椅子を使った介護入浴を体験した。介護福祉科1年の山下明香(はるか)さん(19)は「汗がいっぱい出て、とても気持ちがいい。車椅子の人も健常者と一緒に入れて、両者ともリラックスできそう」と話していた。
年中無休で営業は午前10時~午後9時。車椅子利用は要予約。1回の利用時間は90分。大人1800円、小学生900円、幼児450円、3歳未満無料。0987・29・1700。【塩満温】