3月12日17時1分配信 毎日新聞
大河ドラマ「篤姫」で、小松帯刀の側室「お琴」役を演じた女優の原田夏希さん(24)が11日、鹿児島市役所で森博幸市長を表敬訪問した=写真。原田さんが、帯刀とお琴の墓参を希望し、県が招待した。
原田さんはお琴の演技を振り返り「画面には現れない側室ゆえのさみしさや悲しみを想像し、帯刀といる時の喜びを表現した」という。10日、日置市日吉町で墓参した際、「『私、ちゃんと演じられたかな』と思って、お琴に謝っちゃいました」と明かした。
鹿児島を訪れたのは初めてだが、「黒豚しゃぶしゃぶや温泉もよくて、一週間ぐらいいたいな」と気に入った様子。県は今後、鹿児島の観光や物産をPRする「薩摩大使」に委嘱するという。