集合住宅の太陽熱給湯を共同開発 東京ガスなど5社

5月19日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 東京ガスと矢崎総業、三協立山アルミ、リンナイ、ガスターの5社は18日、集合住宅用太陽熱利用給湯システムを共同開発したと発表した。集熱パネルのデザイン性や設置性の向上、太陽熱の利用状況などが一目でわかるリモコンの開発を中心に改良を加え、2010年2月の商品化を目指す。

 集合住宅のバルコニーの手すりに設置した集熱パネルで太陽エネルギーを集め、給湯や風呂のお湯張りに利用する仕組み。悪天候などで集熱量が足りない場合には併設した高効率ガス給湯器「エコジョーズ」で加熱するため、いつでも快適にお湯を使うことができる。太陽熱と「エコジョーズ」を組み合わせたバルコニー設置型システムの商品化は日本で初めて。東ガスによると、システム導入で従来の給湯器と比較して年間のガス使用量と二酸化炭素(CO2)排出量をそれぞれ25%程度削減できる。価格は未定。

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