特養ホームに温泉出前 大蔵

大蔵村の肘折温泉旅館組合青年部(三原洋一部長)が2日、村内の特別養護老人ホーム「翠明(すい・めい)荘」に自慢の温泉2トンを出前した。自力で浴槽に入れる約20人が久しぶりの温泉を堪能。法被姿の青年部メンバーが「湯加減はいかがですか」などと話しかけると、うっとりした表情で「いいお湯です」=写真。

 温泉に行けなくなったお年寄りに懐かしいお湯を楽しんでもらおうと、同部が企画。源泉からくみ上げた温泉をタンクに入れ、約20キロ離れたホームにトラックで運んだ。

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