松井、メジャー通算150号!! グランドスラムで決めた

節目の一発は豪快なグランドスラムだ!! エンゼルスの松井秀喜外野手(36)は26日(日本時間27日)、ロッキーズ戦の初回に今季10号となる満塁本塁打を放ち、メジャー通算150号を達成した。日本人としては初の快挙で、メジャー通算988試合目で到達。松井の満塁本塁打は、2年ぶりメジャー通算6本目で日本時代の本数に並び、チームもこの一発で快勝した。

 ガッツーン。初回1死満塁。松井が3ボールから迷いなく振り抜く。打球は薄暮の空にきれいな放物線を描き、中堅最深部のフェンスを越えた。ついに出た。メジャー通算150号だ。

 「グリーンライト(打っていいというサイン)が出ていた。高めのボールを待っていたけど、その通りのボールがきました」。記念すべき一撃は7年前にメジャー第1号と同じ満塁弾。その余韻を楽しむように、松井がゆっくりダイヤモンドを一周した。

 日本での通算150号到達は666試合目だったが、メジャーでは988試合。松井にとって決して早くないペースだ。左手首骨折、度重なるひざの故障…。同僚のハンターも「ケガがなければ250本は打っているよ」と話す。それでも故障を経験したことで、現状のベストを常に模索し続けてきた。やはり、何より細心の注意を払うのがひざの状態だ。

 「階段でも、車に乗っても、お風呂に入ってもひざのことはいつも頭にある。どうすればケガを防げるか、だいぶ分かるようになった」。今季は試合があるないにかかわらず同じ時間帯に体のケアを行い、体調管理を徹底。「少しでも長く野球をやりたい」-。野球への情熱は年齢を重ね、むしろ強まるばかりだ。

 「150号ということは意識しないけど、きょうのホームランは違う意味で記憶に残りやすいかもしれない」。節目の一発は同時にチームの勝利を決める一発。ソーシア監督は満塁の3ボールの場面で「待て」のサインを出さなかった。全幅の信頼を寄せられたことも松井の気持ちを高揚させたのだろう。「メジャーで200、250、300号? 気持ちと体と技術と全部持ったらいきたい」。そう語気を強めた松井が、さらなる高みを目指していく。

 ◆日本時代の通算150号 98年7月28日の対ヤクルト戦。8回に川崎から右越え本塁打を放ち、666試合目で到達。

 ◆120人の投手がエジキに 松井がメジャーで本塁打を放った投手は計120人。最多はフィリーズのハラデーで4本。タイガースのボンダーマンら5人から3本。

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