10月12日20時0分配信 カナロコ
「豆乳の日」(十二日)にちなみ、箱根町二ノ平の箱根小涌園ユネッサンに三日から豆乳風呂が登場、入浴客に「肌にいい」と好評だ。十二日には日本豆乳協会(重山俊彦会長)が入浴後の客に豆乳を無料提供するイベントが行われた。
同協会は三年ほど前に十二日を「豆乳の日」と決め、毎年普及に向けたイベントを開催。ことしはユネッサンの協力で豆乳風呂が実現した。
豆乳には、ポリフェノール成分「大豆イソフラボン」などの作用で美肌効果があるという。真っ白な湯船につかった入浴客は、豆腐店員にふんしたスタッフがひしゃくで投入する豆乳を手に受け、腕などに塗り込んでいた。
出口にブースを設けた同協会は、入浴後の客向けに十三種約二千四百本の豆乳を無料提供した。
同協会の吉沢兄一事務局長は「豆乳は美肌や老化防止にいい。飲むだけでなく、鍋やしゃぶしゃぶなどのほか、昔からグラタンやシチューなどの料理でも使われているので利用してほしい」と話していた。
ユネッサンの豆乳風呂は年内いっぱい楽しめる。