京都市山科区で、中学校を卒業したばかりの15歳の少年が、進路をめぐって口論になった母親の腹を包丁で刺し、重傷を負わせたとして逮捕されました。
31日午前9時20分頃、京都市山科区の病院から、「病院に来た女性が包丁で息子に刺されたと話している」と警察に通報がありました。
警察官が女性の自宅に駆けつけたところ、15歳の長男が興奮状態で「口論になって母親を刺した」と話したことから、殺人未遂の疑いで緊急逮捕しました。
母親は夫が病院に連れて行き、命に別状はないということですが、腹を6センチほど切られていて重傷です。
少年は今月、中学校を卒業したばかりで、高校への進学をめぐって母親と口論になり、風呂の脱衣場で母親の腹を包丁で刺したということです。警察は動機などについて少年から詳しく事情を聴いています。(31日13:41)