11月13日17時12分配信 サーチナ
12日付中国新聞社電によると、広東省旅遊局は同日の記者会見で、同省珠海市で25日から28日までの4日間、世界温泉科学大会と第3回広東国際温泉旅行節の開催を宣言した。
世界温泉科学大会は、温泉学会の「最高権威」。世界保健機構(WHO)下の非政府間組織、国際温泉気候連合(FEMTEC)が主催で行う。同大会は毎年1回行われているが、中国での開催は今回が初めて。ロシア、フランス、イタリア、韓国、日本をはじめとする十数カ国、約150人以上が参加し、温泉での温浴療法の研究や水療法、衛生学、泥療法、海水浴療法、気候療法、温泉スパの管理などのテーマについて話し合う。
同省では、2007年の温泉旅行者がのべ1000万人を突破するなど、温泉産業の急成長に注目が集まっている。今年で3回目を迎える広東国際温泉旅行節の開催で、温泉地としてのイメージ定着を図る狙いもある。