福島・会津若松市の会津鉄道芦ノ牧温泉駅に名物駅長のネコがいます。
会津若松市の会津鉄道芦ノ牧温泉駅にいる名物駅長のネコ「バス」は、駅の待合室で、駅長の帽子をかぶり、丸まって寝ていました。
メスのバスは推定10歳、人間でいうと70歳というおばあちゃんネコで、1日の多くは、のんびり寝ているそうです。
駅利用客は「よく寝てるなと思って。触っても起きないからすごい。駅長さん」、「かわいいですね。目覚めるといいんですけどね」などと話した。
バスは、芦ノ牧温泉駅に住み着いていたネコで、人に触られらるのが嫌いらしく、愛想もいいとは言えないが、いつしか乗降客の間で人気になり、2008年4月に「名誉駅長」に任命されました。
バスの部下・大竹 加良子駅員は「9年前、小学生が迷いネコで連れてきたんですけど、それから飼うようになったみたいです」と話した。
バスが駅長に就任して以来、駅の乗降客数は6.3%増え、キーホルダーなどのグッズの売り上げも1,000個を超えたといいます。
駅利用客は「駅長さんとちょっと顔合わせてみたかった。(見た感想は)かわいいですね。ネコ好きなんで」と話した。
バスに会うには、東京から新幹線と在来線を乗り継ぎ、およそ2時間50分で会いに行けます。
一方、動物駅長を一躍有名にしたのが、和歌山電鉄喜志駅で駅長を務める三毛猫の「たま」。
赤字にあえぐローカル線の客足を大幅に伸ばした功績で話題になりました。
和歌山電鉄喜志駅にいるたまには、東京から電車でおよそ3時間20分で会いに行けます。
さらに、岩手県のIGR岩手銀河鉄道の奥山中高原駅には、犬の「マロン」が2008年6月に駅長に就任しました。
写真集も発売され人気急上昇中です。
奥山中高原駅にいるマロンには、東京から電車で向かうとおよそ3時間10分で会いに行けます。
[17日18時32分更新]