みなべに立ち寄って 観光協会が名古屋でPR(和歌山)

11月18日17時14分配信 紀伊民報

 みなべ町は、阪和自動車道の延伸で観光客が減少しているため、東海地方での知名度を高めようとしている。その第一弾として、みなべ観光協会が12月1日、名古屋市で地元のマスコミ関係者を招いて「みなべの食材試食会」を開く。
 高速道路が便利になり、日帰りの割合が増えている近畿地方に対し、東海地方は宿泊が見込めることなどから、みなべ観光協会は2年前から、名古屋市でのPR活動に力を入れている。しかし、みなべの知名度がまだ低いことから、効率的なPRを図ろうと企画した。
 現地の新聞社、ラジオ・テレビ局の関係者を招待し、梅ごはんなど梅干しを使った家庭料理、イセエビやヒラメなどみなべで捕れる魚介料理、備長炭を利用した食品を振る舞う。観光面のPRとして、南部梅林・岩代大梅林、温泉の紹介ほか、体験型観光として修学旅行の来訪も呼び掛ける。小谷芳正町長もトップセールスを行う。
 観光協会では「みなべの食材の魅力を紹介し、興味をもってもらうことで、観光客の増加につなげたい」と話している。

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