11月19日10時57分配信 中日新聞
【岐阜県】高山市の奥飛騨温泉郷平湯や荘川、高根町など同市山間部で18日午後から夜にかけ、初雪が降った。平湯バスターミナル付近では夕方に1、2センチほど積もり、立ち往生する車が続出。
平湯と長野県松本市を結ぶ安房トンネルの入口付近には除雪車も出動した。
平湯では午後3時すぎから降り出し、4時ごろには路面が真っ白に。付近の国道158号は、坂道で観光客の車が何台も動けなくなり、その場でチェーンを巻く人もいた。
平湯にある飛騨・北アルプス自然文化センターの研究員大森清孝さんによると、標高1000メートルから上で降っており、平湯での初雪としては例年より遅いという。
一方、県古川土木事務所は同日、飛騨市河合町、白川村境の天生峠を通る国道360号の冬期通行止めを3日早めて実施した。
(古池康司、並木智子)