入場者10万人を突破 下呂発温泉博物館

12月1日11時15分配信 中日新聞

 【岐阜県】下呂市湯之島の下呂発温泉博物館の入場者が30日、2004年4月の開館から4年半で10万人を突破した。10万人目となった高校教員浅井拓次さん(24)と友人の会社員戎真実子さん(28)=ともに神戸市=に記念品が贈られた。

 博物館は、科学と文化の両面から温泉を解説する全国でも珍しい施設。

 温泉が生成した鉱物や温泉のサンプルなどを展示しているほか、歴史資料や図書を多数そろえている。歩行浴と足湯のコーナーもある。年間2万人を超す入場者があり、29日には10万人に41人と迫っていた。

 2人とも下呂温泉を訪れたのは初めて。川上裕惟館長(67)と一緒にくす玉を割り、下呂発祥の米「龍の瞳」やトマトジュース、温泉水スプレーなど特産品のプレゼントを受け取った。

 「驚いたしうれしい。長距離ドライブの疲れも吹き飛んだ」と笑顔を見せていた。 (福本雅則)

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