12月5日13時23分配信 毎日新聞
長崎県西海市の動物園「長崎バイオパーク」のカピバラの展示場に、露天風呂が設置された。カピバラは湯煙の中で心地よさそう。6日午後から来場者にお披露目される。大型ネズミのカピバラは南米原産で寒さが苦手。冬は動きが鈍くなり、肌も荒れるため露天風呂を新設した。
風呂は「打たせ湯」もある豪華版。当初、湯船を恐る恐るのぞき込んでいたカピバラたちは2日目には早くも慣れて、潜ったり寝転がったりするようになった。伊藤雅男副園長は「子(ね)年の今年はまさに彼らが主役だった。年の瀬は、お風呂でゆっくり休んでほしい」と目を細めた。【錦織祐一】