12月5日21時42分配信 産経新聞
冬の味覚、フグに感謝するフグ供養神事が5日、兵庫県洲本市山手の城前公園で行われた。神事に参加した同市観光協会員ら約20人は、シーズンを迎えた地場産のフグをPR。クイーン淡路が観光客らにてっちり100食を振る舞った。
洲本温泉の旅館、ホテルでは11月末から翌年4月初旬までフグを提供。福良湾で3年養殖され、身が引き締まった「3年フグ」が好評を呼んでいる。
神事と並行して特設テントでは、大鍋でフグの切り身とハクサイなどを煮たてっちりが調理され、ポン酢で味付けして振る舞われた。同協会の木下紘一会長は「これからも淡路島の3年フグを全国にPRし、より多くの観光客に訪れてほしい」と話していた。