12月5日22時0分配信 カナロコ
紅葉が見ごろを迎えている湯河原町宮上の茶室で、七日まで茶会が開かれている。温泉街の一角にあり、近くを流れる藤木川のせせらぎを聞きながら茶を堪能できる。湯河原温泉観光協会の主催で三回目。
茶室は建築家の故・黒川紀章さんが約二十年前に設計したもの。モミジに囲まれた和室で、千利休の流れをくむ流派「表千家」「裏千家」の茶道家が日替わりで茶をたててくれる。茶道家の長崎たか子さん(77)は「細かい作法を気にせず風流を楽しんでください」と話している。
茶は和菓子付きで一服五百円。開催時間は午前十時~午後二時。問い合わせは、観光協会電話0465(64)1234。