12月7日19時2分配信 毎日新聞
名物鍋を競う山形県天童市の「平成鍋合戦」(天童商工会議所主催)が7日あった。北海道や東北、ブラジル、ニュージーランドなど34の屋台が集まり、約4万人が熱々、ふうふうと舌鼓を打った。
雪が舞ったこの日、最高気温は今冬最低の3.5度。天童温泉組合の女将(おかみ)や料理研究家らが味、値ごろ感を審査した。最安値200円を付け人気を集めた秋田県大曲商工会議所青年部の納豆汁が1位に輝き、「第14代平成鍋将軍」に選ばれた。
他の鍋は300~500円。不況下にあって、おこげと温泉卵入りの納豆汁は安くて体も懐もポッカポカにしてくれた。【細田元彰】