12月8日14時1分配信 毎日新聞
◇県ぐるみでPR
映画公開40周年と毎日新聞大阪発刊120年を記念して7日、大阪市の梅田芸術劇場で開かれた超大作映画「黒部の太陽」の特別上映会(毎日新聞社主催)。会場では、協賛した富山県の観光関係者が来場者に富山の魅力をアピールした。
劇場の2、3階ロビーには富山ブースが設けられた。
富山の自然や海の幸などを紹介するポスターやのぼり、観光パンフレットがそこかしこに。物販品として、ますの寿(す)しや干物、しろえびせんべいなどが並べられた。富山からは桜井泰典・県観光課長や村山修二・黒部市観光振興・地域活性化マネジャーらも駆けつけPR。来場者は上映前や休憩時間に試食しながら、「これ、おいしい」と買い求めていた。
上映会に先立ち行われたプレゼント抽選会では、宇奈月温泉宿泊券、立山黒部アルペンルート乗車券、黒部峡谷トロッコ乗車券、しろえびせんべい、立山の水などが、「とやま福袋」として抽選でプレゼントされ、当選者は大喜び。このほか、黒部峡谷マウスパッドや立山連峰カレンダーなどがもらえるプレゼント付き観光アンケート用紙も用意され、来場者はこぞって応募していた。
休憩中にしろえびせんべいを購入した大阪府の女性(55)は、黒部峡谷を行くトロッコ電車のポスターを見ながら、「来年はぜひ富山から黒部ダムまで行ってみたい」と話していた。【相原洋】