12月8日14時20分配信 河北新報
宮城県内は6日夜から7日未明にかけ、冬型の気圧配置が強まり、各地で平年より2、3度低い今冬一番の寒さを記録した。仙台市では除雪車が今季初出動した。寒気のピークは過ぎ、8―9日は平年並みの気温に戻る見込み。
栗原市駒ノ湯では6日午後9時すぎ、最低気温が今季最も低い氷点下5.9度を記録。7日も最高気温が氷点下1.4度までしか上がらず真冬日となった。
仙台市では、太白区秋保町馬場で7日午前2時までに約15センチの雪が積もった。規定の積雪量を超えたため、市は今季初めて大型除雪車を出動させ、秋保大滝―二口温泉間の県道約6キロを除雪した。
仙台管区気象台によると、東北の上空約5000メートルに氷点下30度以下の冷たい空気が入り込み、6日夜から7日早朝にかけて山沿いを中心に雪を降らせた。8日の仙台は最高気温10度前後の平年並みの気温に戻るとみられる。