「ベニズワイガニのみそ噌煮」で日本一を、13日にシーフード料理コンクール

12月8日23時46分配信 産経新聞

 魚介類をメーンにした料理を競う「全国シーフード料理コンクール決勝大会」(13日、東京、全国漁業協同組合連合会主催)に、兵庫県豊岡市在住の県立香住高校(同県香美町)3年、安田歩さん(18)が出場する。安田さんは、地元産の食材を使った「ベニズワイガニのみそ煮」で勝負。安田さんは「大好きなカニを使ったおいしい料理ができました。出るからには日本一を」と意気込んでいる。

 今回のテーマは「夕食に食べたい!お魚料理」。安田さんは一般学生の部に応募。応募総数649人のうち、料理した写真つきレシピによる1次審査を通過し、決勝大会に進む8人に選ばれた。

 料理は、湯村温泉(同県新温泉町)の旅館「井筒屋」総料理長で、同校の特別非常勤講師を務める井上明彦さん(45)が指導。決勝大会に向け、料理を作る日々が続いている。

 安田さんは、県べにずわいかにかご漁業協会や香住水産加工協同組合が提供したベニズワイガニを丁寧にさばき、豆板醤などと一緒にフライパンでいためると周りに食欲をそそる香ばしいにおいがたちこめた。できあがったみそ煮を味見してみると、その味に集まった関係者らが満足そうな表情を浮かべていた。

 安田さんは「いつもよりもおいしくできました。あとはカニをいかに食べやすくするかどうかです」と気を引き締め、井上さんも「味はいい。あとは制限時間内にしっかりとできれば大丈夫」と話した。

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