食彩の宿いいおか:旭市直営宿舎、あす改修オープン 雄大な太平洋を目の前に /千葉

12月9日12時1分配信 毎日新聞

 旭市直営の国民宿舎「食彩の宿いいおか」(同市萩園)の改修工事が終わり、10日、グランドオープンする。雄大な太平洋を目の前にした恵まれたロケーション。67年にオープンしたが、施設が老朽化し、営業しながら2年計画で約2億5000万円かけて改装した。
 施設の名称は今年1月、「飯岡荘」から「食彩の宿いいおか」に変更した。レストラン「四季彩」で味わえる地元産の新鮮な魚や肉、野菜を素材にした新メニューが好評だ。
 改修工事では鉄筋コンクリート3階建ての外装を白色から茶色系に変えた。客室(88人収容)は和室12室、洋室18室。モダンで清潔感あふれるデザインで、全室にバス、トイレ、LAN配線を完備した。
 高齢者や障害者のためのエレベーターも設置。大浴場は珍しい黒褐色の天然温泉(ナトリウム炭酸水素塩泉)で疲れを癒やしてくれる。
 野口国男支配人は「宿泊料金が安ければよいという時代は終わり、利用客のニーズに応え、思い切った高級感覚の施設に改修した。40人の職員・従業員が歓待します」と話す。問い合わせは「食彩の宿いいおか」(電話0479・57・2661)。【新沼章】

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