足利工大付男子バレー部、暴行で3年生を書類送検

12月10日8時4分配信 産経新聞

 私立足利工大付属高校(足利市)の男子バレーボール部で、上級生が下級生に暴力を振るった問題で、足利署が10月、暴行の疑いで同校3年生の男子生徒(18)を宇都宮地検足利支部に書類送検していたことが9日、分かった。

 同署などによると、男子生徒は6月、寮の風呂場で当時バレー部の後輩だった1年生の男子生徒の足元に熱湯を掛けた疑い。男子生徒は学校から12日間の自宅謹慎処分を受けており、1年生は同署に被害届を出していた。

 同校バレー部は全国バレーボール選抜優勝大会(春高バレー)に22年連続で出場するなどの強豪校。今年4月以降、練習中に後輩3人を殴るなどしたとして、3年生の男子生徒2人が退学処分になっていた。

 落合健一教頭は「事件を受けて、バレー部や他の部において内部での暴力行為が起きないよう、注意・指導を徹底している」と話している。

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