12月10日8時4分配信 産経新聞
岡山県美作市の湯郷温泉で、鉄道立体模型(ジオラマ)とレトロおもちゃを展示する民間施設が20日にオープンする。温泉関係者は、温泉街ににぎわいを取り戻してくれる新名所になればと期待している。
施設は、元ビリヤード場を改装した「てつどう模型館」と併設の「レトロおもちゃ館」。鉄道模型は、最長13メートルのNゲージレールなど3本の線路を設け、その沿線に山や川、建物などの模型を配したジオラマがメーン。他に8本の線路を組み込んだ模型とプラモデルレールの2コーナーがある。鉄道ジオラマは、京都精華大のデザイン、マンガ両学部の生徒たちが製作した。これらの鉄道模型では、レンタルの模型列車や持ち込みの模型列車を有料で走らせることができる。
レトロおもちゃ館コーナーには、神戸市のコレクターが所有するブリキ製のロボットやミニチュアカー、飛行機など、今では入手困難な大正、昭和期の懐かしいおもちゃなど260点を展示している。
入館料は大人300円、子供150円。模型列車のレンタルは30分で300円。持ち込みの場合もレール使用料300円が必要。水曜日は休館。
問い合わせは湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館((電)0868・72・0061)へ。