肥薩線ガイドブック:主要駅の紹介や沿線の観光案内 県が発刊 /鹿児島

12月12日17時3分配信 毎日新聞

 JR肥薩線が09年に全線開通100周年を迎えるのを前に、県がガイドブック「肥薩線百年の旅」を発刊した=写真。主要駅の紹介や沿線の観光地案内などを盛り込んだ。県観光課は「『篤姫』以外にもある鹿児島の魅力を県外観光客に知ってもらいたい」と話している。
 肥薩線は1901(明治34)年、鹿児島―国分(現隼人)間が開通。1909年、人吉―吉松間の開通で、門司―鹿児島間が、「鹿児島本線」(当時)として全線開通した。その後、八代―隼人間が切り離されて「肥薩線」と改称され、現在に至る。
 「百年の旅」では、木造駅舎の嘉例川駅(霧島市)や大隅横川駅(同)など、8駅を紹介。真幸―矢岳間の「日本3大車窓」や、名物の駅弁など、沿線の見どころも盛り込んだ。温泉地や球磨川下りなど周辺の観光情報もある。
 A4判16ページで、約2万3000部を印刷。九州の主要駅や旅行会社などに置いている。無料。問い合わせは県観光課(099・286・3006)。

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