12月18日16時1分配信 毎日新聞
武雄市の「武雄温泉楼門」(国重要文化財)で17日、年末恒例の大掃除があり、武雄温泉の従業員らが楼門のすす払いなど新年を迎える準備をした。
同温泉の休館日は、年間を通じてこの日だけ。朱塗りの楼門では、緑色の法被を着た従業員たちが長さ約3メートルのササを使い、一年間のほこりを丁寧に払った。また、大浴場の浴槽や床もブラシで磨き上げていた。
同温泉は、年末年始も午前6時半から深夜0時まで営業する。
07年の入湯客は42万5000人だったが、今年は不況などが響いて40万人となりそうだという。【原田哲郎】