ユズ足湯でぽっかぽか 下呂温泉合掌村、冬至のきょうも

12月21日11時27分配信 中日新聞

 下呂市森の下呂温泉合掌村にある「合掌の足湯」に20日、黄色いユズ50個が浮かべられ、訪れた観光客らが温かみのある色と香りを満喫した。
 天然温泉の足湯を新設した5年前から、ゆず湯の風習がある冬至に合わせて、毎年続けている。この日は、朝の冷え込みが厳しく、入場者が次々に立ち寄っては、靴と靴下を脱いで足を浸していた。
 父母と子ども3人と一緒に訪れた富山市の近藤由紀子さん(43)は「家では風呂にユズを1個入れるくらい。これだけ入っていると、香りも違うし、本当に気持ちいい」と表情を緩ませていた。
 ゆず足湯は、冬至の21日も実施する。村内の合掌茶屋では、利用者にカボチャの煮物をサービスする。
 (福本雅則)

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