12月22日15時1分配信 毎日新聞
「冬至」の21日、県内の銭湯の多くで湯船にユズが浮かべられ、甘酸っぱい香りが立ち込める中、利用者たちは体を温めた。
鹿児島市東開町の「いろはの湯」では、露天風呂にユズとボンタンが浮かべられた=写真。23日まで行う予定で、ユズ150キロ、ボンタン150個を用意。入浴中の人たちは「香りがいいね」「冬が来たと実感する」と、季節の香りを満喫していた。
前薗義秀店長(42)は「ユズ湯に入れば1年間風邪をひかないと言われている。ぜひ入ってもらって、一年間健やかに過ごしてもらいたい」と話した。【川島紘一】