12月21日8時1分配信 産経新聞
北関東道の桜川筑西-真岡インターチェンジ(IC)間が開通し、20日午後3時から供用が始まった。これに先立ち、現地で開通式典が行われ、初めて高速道でつながった茨城、栃木両県の知事や両県選出の国会議員、周辺の市長らが開通を祝った。
式典は、桜川市の大政山トンネル付近の道路上でテープカットを行った後、栃木県の真岡ICに向けて開通パレードを行った。
その後、栃木県二宮町に場所を移して行われた開通式で、茨城県の橋本昌知事は「北関東道の開通で茨城のポテンシャルが発揮できる条件がそろいつつある。将来に向けて、有効に活用していきたい」。栃木県の福田富一知事も「海は茨城に、温泉は栃木にとなるよう心から願っている」と話した。
今回の開通で、茨城県庁(水戸市)から栃木県庁(宇都宮市)までの移動距離は9キロ短縮。移動時間も30分短縮されて約90分となる。