しだれ柳の花餅飾り:テンコーさんら100人が手作り--下呂温泉 /岐阜

12月21日12時1分配信 毎日新聞

 しだれ柳の花餅飾りで観光客を迎えようと、下呂市の下呂温泉旅館協同組合(滝多賀男組合長)が20日、旅館関係者や宿泊客らと花餅づくりをした。会場の旅館会館には、下呂温泉親善大使の女性マジシャン、プリンセス・テンコー(引田天功)さんも駆けつけた。
 しだれ柳花餅は、稲穂が垂れる姿に似ており、豊作を表現する縁起ものだ。花餅は一般的に、木株の小枝などで作るのが一般的だか、旅館組合は独特の花餅を温泉街に飾ろうと、5年前から花餅飾り用の柳約150本を育てている。
 花餅づくりには旅館関係者や宿泊客、一般市民ら約100人が参加。柳の小枝約500本に紅白に染めた餅を結びつけ、竹筒に立て掛けて思い思いの飾りを完成させた。
 また、下呂温泉ではテンコーさんを迎えてさまざまなイベントが繰り広げられた。下呂温泉合掌村では、冬至の21日を前に名物の足湯にユズを入れてサービスした。【奈良正臣】

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