12月21日12時1分配信 毎日新聞
地滑りで道路が陥没し仮橋での片側交互通行を余儀なくされていた伊豆市土肥新田の国道136号の復旧工事が完了し20日、1年5カ月ぶりに全面開通した。同市中心部と土肥温泉や西伊豆町、松崎町を結ぶ幹線道路で、地滑りで昨年7月に41メートルにわたって陥没。県は仮橋での片側交互通行を確保して全面復旧を急いできた。
この日は現地で地元市町と観光協会が復旧記念式典を開き、テープカットで祝った。伊豆市観光協会の小森泰信会長は「全面復旧で地域のさらなる発展を目指したい」とあいさつ。菊地豊市長は「年末年始、1月下旬の土肥桜の開花に間に合った。今度は我々が頑張る番です」と述べた。復旧工事には約3億8000万円かかったという。【安味伸一】