12月22日11時5分配信 中日新聞
下呂市幸田のJR下呂駅前に20日、高さ9・5メートルのジャンボ門松が取り付けられた。来年1月12日の午前中まで飾られる。
年末年始に下呂温泉を訪れる人たちのために8年前から毎年、地元の市議らが中心になり飾っている。
市職員やボランティアなども合わせて約60人が作業。市内の山林から切り出した竹を使い、9本ずつ2組を作り、松と梅、南天やユズリハなどを飾り付けた。真っすぐな竹が得られ、昨年より50センチ高くなった。
「縁起よく大勢の観光客をお迎えして、不況風を一掃したい」と作業の代表を務めた服部秀洋市議。車で通りかかった山崎雄也さん(24)=愛知県刈谷市=と辻岡志穂さん(22)=三重県松阪市=の2人連れは「こんな大きい門松は初めて。いい記念になる」と見上げていた。
(福本雅則)