新「あやバス」乗り心地いい 市民、温泉ツアー楽しむ

12月24日9時49分配信 京都新聞

 京都府綾部市内を走る「あやべ市民バス(愛称=あやバス)」の運行事業者の交代を前にした23日、「あやバス新車両試乗会・あやべ温泉ツアー」が開かれ、市民が濃いピンクの新しいバスに乗り、新体制での運行を一足先に体験した。
 あやバスは、市が運行を委託してきた京丹タクシー(綾部市渕垣町)の撤退を受け、25日から総合物流業の関西丸和ロジスティクス(同市下八田町)が運行事業者になる。試乗会は、利用促進につなげようと、市が初めて開催した。
 試乗会はJR綾部駅前を発着に十倉名畑町の黒谷和紙工芸の里に立ち寄り、睦寄町のあやべ温泉を訪れる往復約50キロのルートで行われた。市民や四方八洲男市長ら約50人が新しい中型バス2台に分乗し、乗り心地を確認。到着した温泉で参加者は食事や入浴などを楽しんだ。
 参加した永井綾子さん(67)=綾部市寺町=は「バスが華やかな色になり、乗り心地もよかった。市内のイベントなどに出かけるのに利用したい」と話した。

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