零下のランニング、旭川実業野球部員7人低体温症で入院

1月11日0時58分配信 読売新聞

 10日午後4時15分ごろ、北海道美瑛町白金温泉にある「国立大雪青少年交流の家」近くの路上で、ランニング中の旭川実業高の2年生野球部員1人が体調不良を訴えた。

 部員は歩行が困難な状態で、この直後に他の1年生部員6人も相次いで、自力歩行が困難となり、病院に収容された。

 旭川東署の発表によると、7人は低体温症の疑いがあるものの、生命に別条はないという。

 同野球部は9日から13日までの日程で、国立大雪青少年交流の家で、部員約45人と監督ら引率者3人で冬季合宿をしていた。当時の天候は小雪、気温は氷点下4度程度で、同署は練習内容などについて問題がなかったかどうか、野球部関係者から事情を聴いている。

 同校は春夏の甲子園に出場したことがある伝統校。毎年、この時期に合宿を行っている。この日の事故で今年の合宿練習は10日で終了した。

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