1月11日15時2分配信 毎日新聞
県内は10日、冬型の気圧配置が強まり、各地で雪に見舞われた。別府市の鶴見岳(1375メートル)山頂近くでは午後2時過ぎになっても気温は氷点下6度。ロープウェイで訪れた家族連れらが白銀の世界を楽しんでいた。
由布院温泉に行く途中に立ち寄った北九州市若松区の会社員、有倉光彦さん(39)の長男康平君(10)や次男彰悟君(6)は、山上駅前広場にある雪の滑り台で楽しそうに遊んだ。妻智子さん(34)は「北九州ではほとんど雪が積もらず、子どもが雪で遊ぶのは2回目。私もはしゃいでしまいました」。
大分道の別府日田間など県内道は約20カ所が一時通行止め。大分地方気象台によると、11日も冬型の気圧配置が続き、県内は概ね曇りで夕方から雨か雪が降る見込み。【祝部幹雄、深津誠】