1月13日15時32分配信 毎日新聞
京都市左京区の京都市動物園で12日、アカゲザルのサル島にあるプールにお湯を張った「サル温泉」が登場した。
動物園近くの市立岡崎中の生徒が「動物園活性化のために、温泉を掘ったらいいのでは」と発案し、地元の銭湯の組合「府公衆浴場業生活衛生同業組合左京支部」などの協力で07年に実現。今年で3年目となる。
ホースから勢いよくお湯が出ると、サルたちは一斉にプールに注目。初めは周囲を歩いたりプールサイド脇でお湯をなめていただけだったが、飼育員がお湯に餌を投げ入れると、次々に飛び込み泳ぎ回っていた。
滋賀県守山市から家族で遊びに来た浜田蓮太君(5)は「サルと一緒に温泉に入ってみたい」と笑顔だった。
今月のサル温泉はこの日限り。2月11日、もう一度登場する。【広瀬登】