1月14日11時41分配信 中日新聞
西尾商工会議所は13日、地元産の豆みそや白じょうゆを使った「西尾おでん」の試食会を西尾市内の飲食店で開いた。16日から市内の飲食店やスーパー銭湯など4店で一斉に売り出す。
豆みそで味付けした「赤おでん」と白じょうゆを使った「白おでん」が基本。ダイコンや卵、こんにゃくなどを煮込んだり、くし揚げにしてみそだれや塩などをかけたりして味わう。
4店がそれぞれオリジナルのメニューを考案した。
西尾市産の抹茶や一色町産のえびせんべいの粉末を振りかけるなど斬新なトッピングも。えびせんべいを加えたはんぺんも使った。参加者は、赤おでんのこくのある味や、白おでんのさっぱりとした味を堪能した。
同会議所が2007年度に開発した「西尾スイーツ」に続く新名物の第2弾。
日本商工会議所の小規模事業者全国展開支援事業の支援を受け、実行委員会が取り組んできた。
鳥山欽示委員長は「西尾の地場産品を使って、地産地消に一役買うことができれば。参加店を増やしたい」と話した。
(広中康晴)