1月14日17時0分配信 毎日新聞
みやざき観光コンベンション協会主催の「新春観光座談会」が13日、宮崎市内のホテルで開かれた。東国原英夫知事や九州運輸局の山口一朗・企画観光部長、県内観光産業関係者ら計6人が県観光の展望や課題を話し合った。
知事は、「今までの発想を捨てて細かい要望に対応するべく創意工夫を」と持論を展開、スポーツ、農業、癒やし体験を取り込んだコース提供の必要性を指摘した。また、えびの市の京町温泉や宮崎市の平和台を「いまいち認知度が不足している」として、新たな観光スポットとして売り出せないか、と提案した。
また、山口部長は「11年に九州新幹線鹿児島ルートが開業した後、熊本や鹿児島からうまく誘客する方法を考えなければ」と県の抱える課題を指摘した。【種市房子】