1月18日8時1分配信 産経新聞
太宰治や井伏鱒二など昭和の文豪が執筆のため滞在したことで知られる湯村温泉郷で、創業約100年の老舗旅館「ホテル湯伝」が、特別養護老人ホーム「志麻の郷・湯村」(甲府市湯村、社会福祉法人ひかりの里運営)に生まれ変わり、17日、同ホームで竣工式が行われた。
式典では、ボランティア団体や地元温泉団体の関係者など約250人が集まり、赤池誠章衆議院議員が「長い歴史のある湯村温泉郷で、福祉拠点ができるのは喜ばしいこと」と祝辞を述べた。
入居定員は48人で、炭酸泉を使った足湯は、地域住民や温泉客も入湯料100円で利用できるようにする方針という。