奥飛騨温泉郷に雪像ずらり 15日までライトアップも

2月10日12時3分配信 中日新聞

 温泉街にライトアップした雪像が並ぶ恒例の「雪像コンテスト」が6日、高山市奥飛騨温泉郷で始まり、奥飛騨温泉郷観光協会員らが作品を審査。「お宿いちだ」が作った「奥飛騨の豆まき」が優勝した。15日まで日没から午後9時にライトアップする。
 出展されたのは個人と団体合わせて25作品。団体優勝の「奥飛騨の豆まき」は高さ5メートル、奥行き6メートル、長さ12メートルの大作。手をあげて逃げる鬼と、横たわって子どもに乗られている鬼を配した。背景には奥飛騨の節分の風習にちなみ、鬼の顔を彫った「鬼板」を4つ並べた。
 飛騨牛やオバマ米大統領を題材にした雪像や、照明の色が変化する仕掛けを仕込んだ作品も並び、温泉街を華やかに彩っている。
 同協会宣伝誘致委員の今田英明さん(46)は「最近は雪が少なくて苦労しているが、加湿器で湯気を表現するなど、年々工夫と技術が進歩している」と話した。
 (白山泉)

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